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J1参入プレーオフと天皇杯 [雑感]

J1の16位磐田とJ2の6位東京ヴェルディが対戦となったJ1参入プレーオフは、2-0で磐田の勝利。昨年までは16位で自動降格だったが、今年から変わったルールで磐田は救われた。引き分けでJ1チームが勝ち抜けというルールはJ1に有利過ぎる。

勢いではヴェルディかなと思っていたが、実力にかなりの差があった印象。ヴェルディは怯まず前に行く姿勢を最後まで見せていたが、中盤の圧力で完全に負けていてシュートまで持っていくのさえ難しかった。ミスも多くて技術の差も浮き彫りに。

磐田は引き分けでもオッケーというつもりは微塵もなく、勝って残留を決めるという気持ちが全面に出ていた。実力で上回り、気持ちも上回り、隙を見せなかった磐田が勝ったのは順当な結果だったと言える。

先制点のPKはキーパーの手が足にかかっていたが、ボールは右側に大きく蹴り出されていてコントロールされていたとは言えず、たとえ倒されなかったとしてもゴールにはつながらなかったように見えた。甘い判定に見えたがどうだったろうか。キーパーが不用意だったのは確か。

もっとも、このPKがなくとも磐田が勝ったと思うし、最低限引き分け以上はあっただろう。そのくらいヴェルディに点が入る雰囲気がなかった。

正直、名波磐田に大岩鹿島は色々と苦しまされているので、ヴェルディに上がって欲しいなという邪な気持ちもあったのだが。

しかし、この試合を観てもわかったが、J1とJ2のカテゴリー差は大きくあるんだなと感じる。いくらJ2で無双してもJ1だとさっぱりというのはよくあることで、さもありなんという感じだった。

話は変わって天皇杯優勝戦の浦和対仙台。

他の作業をしながらのながら観だったが、判定がちょいちょい浦和寄りだった気がする。何回か浦和の選手にイエローカードが出てもおかしくなかった。鹿島戦でも全然カード出なかったし、浦和には出したらダメという決まりでもあったか?

先制の宇賀神のシュートはスーパーゴール。そこからは浦和が引いて守って中を固めて、鹿島戦と同じような展開になった。まあ、少なくとも鹿島より仙台の方が攻めていたし追いつけそうな雰囲気はあったが。

結果、1-0で浦和が逃げ切って優勝。終わってみれば力通りという感じだった。

にしても12大会ぶり7度目ってテロップが出ていたが、アマチュア時代込みの計算か。そこまでカウントするのはどうなのかって感じもするが、「歴史のある大会」という位置づけでいきたいんだろうし、それはそれか。プロリーグが参加するようになった1992年以降なら多分3回目?

来年のACLでは日本のポイントを稼ぐためにも、予選は突破出来るくらいには力を注いで欲しい。広島はきっと手を抜いてくるだろうし。

オリヴェイラの勝負強さが際立った優勝でもあるが、それに引き換え誰とは言わないが・・。ACLは奇跡だな。あれ、言っちゃってる?

鈴木はやっぱり重傷だった様子。右ハムストリング筋損傷で全治2ヶ月らしい。だよね。

そもそも復帰が早すぎると思ったし、リーグ最終節も引き分け狙いなら使わないかサブに残しておくか、早めに下げるかの選択が必要だった。天皇杯での浦和戦でも明らかにキレがなかったし負傷する前に下げないといけなかった。起こるべくして起こった怪我。というか前にも同じことを書いた気がする。

三竿健(弟)は代表帰りだったが、鈴木といい中心選手を潰し過ぎ。二人とも年明けの代表に呼ばれなくなってゆっくり休めるのはいいとしても、来年のACLプレーオフにも間に合いそうにないのがキツい。まあ、それでも今度は無理せずに完治させて欲しい。その頃には監督が代わってるといいね。

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さっかりん



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