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2018ACL決勝第2レグ、ペルセポリスFC(アウェー)戦、その2 [ACL]

公式で10万人とアナウンスされたが丼勘定というかカウントはしていないだろう。一人単位まで計算してる日本との国民性の違いかな。

試合前は投石とか爆竹とか物騒な噂もあったが、終わってみれば暴動もなく、アウェーで鹿島が優勝したというのに拍手をしてくれる人もいて、ペルセポリスのサポーターは思っていたよりも紳士だった。

途中荒れたシーンも何回かあったが大きく揉めることもなく、オープンな展開にさせなかった鹿島の我慢強さが実った。我慢は得意と試合後のコメントでは安部が語り、なんと頼もしいことか。

大会MVPとなった鈴木は怪我で足を引きずりながら登壇する姿が痛々しかったが、本人は感無量だろう。全試合出場というのが決め手になったのかと。

トロフィーが掲げられる段階になり、最高の歓喜の瞬間がようやく訪れたわけだが、アウェーで鹿島の選手が順々に掲げて喜んでいるのを見ていると、アウェーなんだからいい加減やめておかないと・・とちょっと心配だった。ペルセポリスの人たちが器の大きい人たちで良かったよ。花火まで上げてくれたし。

最初にトロフィーを掲げたのは小笠原。キャプテンの昌子が嫌がる小笠原を引っ張り出し、最後は笑いながら受け取って掲げた。コメントで昌子も言っていたが一番良く似合う。

その小笠原自身は「頑張った人たちを称えてあげて。俺はいいよ。ジーコが来ていろいろなことを変えて。このチームを作ったジーコが来て、「勝つというのはこういうこと」だと。こんなに短期間で変えてくれて。あの人の力だよ。」と若手とレジェンドに功績を譲り、次世代への橋渡しをしている。

三竿健(弟)や安西、最終戦は出場出来なかったが町田や山口といった若手が優勝を経験したこともこれからにつながる。本当にいいことずくめ。

トロフィーは続いて曽ヶ端、昌子、レオシルバ、鈴木、クォンスンテと掲げ、遠藤が笑って断り、西、チョンスンヒョンの頃にはさすがに大半が退席して3~4人になってた。ラストにピッチでもう一度トロフィー上げで締めたが、大岩が謎のポーズ。

大岩絶対解任派だったが、結果を出した以上続投と言われても仕方ない。今のところACL優勝、ルヴァンカップ3位。リーグ2位と天皇杯優勝の可能性を残して、結果だけ見ればまあ凄い。ここにCWCの結果も加わってくるわけで、鹿島側からは解任出来ないわな。

正直、怖さはあるし、ジーコが続投確定のうえでの話ならまだいいかもしれないが、大岩だけとなると色々と不安が大きい。セルジーニョのことも最初は疑っていたという話だし。ターンオーバー出来るようになったのは追い込まれてのことだが、来年続投となれば変わっていくのかな。

この勢いでまだ獲ったことのないクラブワールドカップのタイトルも・・と夢は広がる。CWCは来年から4年に1度になるようだし(本決まり?)、千載一遇のチャンスでもある。まだまだ過密日程は続くが、逆に完成された鹿島の戦い方で世界を驚かせる時。

もっとも、その前にリーグ3位以上か天皇杯優勝で来季のACL出場権を獲らないといけない。

代表勢以外はちょうど期間があくので、2~3日のんびり休養してから、天皇杯に向けて調整して貰いたい。故障者も戻って来るだろう。

優勝の余韻にまだまだ浸りたい気分だね。

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さっかりん





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