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ペルセポリスFC戦、第2レグ、いざ決戦 [雑感]

今年一年の過酷な日程を良い経験だったとプラスで終えるためにも、そして、何よりここまで頑張った選手自身が報われるためにも、絶対に獲らないといけないタイトル。色々と盛り上がっているが、まだ無冠。昨年の悔しさを忘れてはいけない。

昨年は浦和が決勝でチャーター機を出したとかいう話だったが、あれは協会ではなく自前で用意したんだったけか。報奨金は8000万だったが、特に報道されていないもののちゃんと鹿島にも出るのだろうか。

第1レグを2-0で勝利し、アウェーゴールを取られずに複数得点差を持って第2レグに臨めるのはアドバンテージ。

アウェーゴールを取られなかったのは大きい。第1レグの最後、ペルセポリスの選手が2枚目のカードで退場になったことに相当怒っていたが、あそこは少しでも早くプレーを始めてアウェーゴールを取りに行く場面。勝手に時間を使ってくれて鹿島としては助けられた。

試合後のコメントでは向こうの監督はジャッジに対する不満を憚ることなく口にしていたが、それが今度の審判団にどのくらい影響するのか。

正直、不満を持たれるほど偏ったジャッジではなかったと思うが、PKにならなかったことに不満を持っているのなら、あれが向こうのスタンダードなのだろうか。

自分のなかではPK狙いで体当たりや、大袈裟に転んだりして審判におねだりする選手を「サイキッカー」と命名している。超能力のことをPKと言うことに由来しているが、テレパシーで審判の脳に何かしら働きかけているという意味でもサイキック。

まあこれは余談だが、それも含めてサッカーとはいえ、あまりに露骨なのは嫌なもの。鈴木も昔は良く転んでいたが、最近はこらえるようになって頼もしさを感じている。

どこの国の審判団になるのかそこからして勝負になるが、ややペルセポリス寄り、くらいまでで収めて欲しい。あからさまな誤審やカードの乱発、安易なファウルなどで相手にセットプレーを与えまくりとかはやめて欲しい。

笛の基準は早い時間帯で見極めて対応するしかない。文句を言っても覆らないのは今までも身に染みてわかっている。誤審に泣かないためにも慎重にやる必要があるだろう。

とはいえ、2-0で第1レグを終えているので引き分け以上で文句なし。負けても1点差ならオッケー。1点以上取れば2点差負けまでオッケー。つまりあと1点取れば3失点しても優勝。慎重であると同時に、腰が引け過ぎないようにやりたい。

2点取られても1点取り返せばいいわけで、落ち着いてプレーすればいい。水原三星戦みたいにバタバタと一気に失点することはやってはいけない。粘り強く戦い抜こう。

スタメンは当然先週と同じメンバー。

肝はクォンスンテを中心とした昌子、チョンスンヒョンらDFライン。それを中盤が支え、前線からも圧力をかけていく。レオシルバはタイトルを獲りたいと頼もしいことを言ってくれているが、何でも一人でやろうと気負い過ぎれば悪いレオシルバが出て来るので、周りを信頼してプレーして欲しい。

展開は理想としては得点が動かないまま後半15分くらいまで耐えるか、あるいは2点くらい早めに取って相手に諦めさせることだが、後者は気落ちするか自暴自棄になってやけくそで攻めてくるかが不明。

ホームで大観客ということを考えればラフプレーも辞さない覚悟での肉弾戦になるかもしれないし、判定も変なものになるかもしれない。寝た子を起こさず、0-0で終盤まで突入するのがいいように思うが。勿論、だからといって得点機会は逃してはいけない。

第1レグ後、メンタル勝負と安部が言っていたがその通り。一瞬たりとも気を抜けない。

終盤、試合を締めにかかる作戦として3バックはありかもだが、ペルセポリスは高さを使うというよりは速さを活かして全体で押し込んでくる印象だったので、3バックよりは3ボランチにしてこぼれ球を拾ってワイドに広げる作戦の方がいいかもしれない。犬飼の調子も落ちたみたいだったし。

そのあたりは大岩に託すしかないが、誰が出てもチームとして戦いたい。

歴史に名を刻む、魂の一戦を。

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