２０２３第５節横浜ＦＭ（アウェー）戦 [リーグ]
最終的には自滅。
ロングボール主体でマリノスのプレスをかわしながらチャンスを作らせず、攻撃も形には持ち込めていたのだが、ずっと気になっているシュートが枠に飛ばない問題と思い切りのなさが決定打になった。
マリノスは苦しい展開だっただろうが、チャンスと見るや松原の思い切りのいいミドルが一発で刺さって先制弾。勝つにはこういうことが必要なのだと思う。枠に、強いシュートを。前半のスタッツでもマリノスは７本中６本が枠内で、鹿島は６本で枠内３本だった。
０－１とされても１点差ならまだやりようもあったが、常本がまさかのオウンゴール。あれだけ綺麗に自軍ゴールに叩き込まれては防ぎようもない。キーパーは弾き返せと指示していたが、常本はコーナーに逃れようとして失敗したみたい。
常本は前半のチャンスで打ち損ないのシュートを打って以降、クロスもボロボロでパスもつながらず。対人の守備強度だけは高かったが、全体的に足元が覚束なかった。ボールも後ろに戻すことも多くて後ろ向きだったし、ピッチとの相性が悪かったのだろうか。途中交代になったがやむなし。
それでも松村の頑張りから、グラウンダークロスを鈴木が決めて反撃のムードが整った。最悪でも引き分けには持ち込めそうな空気にはなったのだが、それをブチ壊したのも鈴木。
荒木が削られた後で大きくボールを蹴り出されたことに怒って相手選手と揉め、両者成敗でイエローを貰うと同時にチーム内の空気も悪くなった。普通に主審に抗議して、遅延行為をアピールするだけで良かっただろうに。
谷本涼主審の判定はどっちに対してもストレスの溜まるジャッジが多くて、向こうもイライラしていただろう。しかし、無駄なカードを貰わないところがウチとは違う。このところ大人しかったピトゥカが終章間際に立て続けにイエロー２枚を貰って退場。なにしてるんだよ。
開幕５試合で３つの退場。前２つは疑惑の余地ありだが、今回は紛れもなく自業自得。ピトゥカの献身性は認めるものの、なかなか勝利につながっていない・・。
土居もキャプテンマークを巻いて今季初スタメンだったが、これといって爪痕を残せず。途中交代の中村はミスもありつつだったが、効果的にパスを出していたのを見ていると、土居はどういう役割だったのか疑問。
これだったら最初から藤井と松村を両脇に並べて先制攻撃した方が良かったように思う。染野もまったく存在感なし。現状、鈴木、知念、藤井が体力マックスで揃っている時になんとかしないとどうにもならない感じ。
安西は積極的なオーバーラップが光ったし、守備強度も高くて良かった。掲示板ではこれでもまだ叩いている人がいて、単純に嫌いなだけだと思う。今日は多分、チームの中でも一番良かった。ゴールを奪われたシーンだけは何故飛んでわざわざコースを開けたか不思議だが。
荒木もあれだけスペースがあるとやりやすいのか、久々にいところを出せていた。受けてからの反転も速かったし、パスもいいところに出せていた。これがタイトな試合で出せるかどうかが問題。
岩政は選手を宥めるどころか自身の感情をコントロール出来ず。後半２５分、まだ空気が温まっていた時に得た中央付近のＦＫで、かつ相手が負傷で一人少ない場面。荒木がボールをセットして「今のうちに！」と蹴ろうとしたところで、主審に対してあれこれ文句をつけて時間稼ぎ。
味方の荒木が呆れて両手を上げていたが、そりゃそうなる。そのうちに相手選手が戻って１１人対１１人になってしまったが、フェアプレー精神なのか？ 文句を言ったところで結果は変わりはしないのだから、あそこは攻めるべき場面だろうに。
チーム全体としても最後は鈴木・ピトゥカの暴走で勝手に時計の針を進めて、相手からしたら有難いことこのうえない。二人の闘争心は買っているし頼りにもしているが、方向性を間違っていることも多々あるのでうまく勝利に向けて欲しい。昌子でも止められなかったのかな。
試合は１－２で終了し、またしてもマリノスに敗北。川崎にも屈辱の逆転負けだったし、結局こうなるのか。次は広島。ここでも勝てないと昨年と同じことになる。岩政はいつも「チームを作っている段階」と言っているが、何年も待てない。
次こそは勝ち点３を取るというタスクをしっかりと果たして欲しい。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２３第５節 3/18(土)】(日産スタジアム14:03KickOff横浜ＦＭ/28,478人/雨)
【スコア】横浜ＦＭ ２－１ 鹿島 (前０－０ 後２－１) (S 10-9)
【主審】（主審）谷本涼、渡辺康太、唐紙学志、（ＶＡＲ）小屋幸栄、西山貴生
【得点】
(横)後11分 エウベル→松原 １右
(横)後17分 オウンゴール(常本)
(鹿)後23分 松村→鈴木 ２右
【警告】
(鹿)鈴木２(後25分)、安西１(後45分)、ピトゥカ(後45+6分、後45+7分)
(横)西村１(前30分)、渡辺１(後25分)
【退場】
(鹿)ピトゥカ(後45+7分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 常本 植田 昌子 安西
ＭＦ c土居 樋口 ディエゴピトゥカ
ＦＷ 鈴木 知念 藤井
【サブ】沖 関川 荒木 アルトゥール・カイキ 松村 中村 染野
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
ロングボール主体でマリノスのプレスをかわしながらチャンスを作らせず、攻撃も形には持ち込めていたのだが、ずっと気になっているシュートが枠に飛ばない問題と思い切りのなさが決定打になった。
マリノスは苦しい展開だっただろうが、チャンスと見るや松原の思い切りのいいミドルが一発で刺さって先制弾。勝つにはこういうことが必要なのだと思う。枠に、強いシュートを。前半のスタッツでもマリノスは７本中６本が枠内で、鹿島は６本で枠内３本だった。
０－１とされても１点差ならまだやりようもあったが、常本がまさかのオウンゴール。あれだけ綺麗に自軍ゴールに叩き込まれては防ぎようもない。キーパーは弾き返せと指示していたが、常本はコーナーに逃れようとして失敗したみたい。
常本は前半のチャンスで打ち損ないのシュートを打って以降、クロスもボロボロでパスもつながらず。対人の守備強度だけは高かったが、全体的に足元が覚束なかった。ボールも後ろに戻すことも多くて後ろ向きだったし、ピッチとの相性が悪かったのだろうか。途中交代になったがやむなし。
それでも松村の頑張りから、グラウンダークロスを鈴木が決めて反撃のムードが整った。最悪でも引き分けには持ち込めそうな空気にはなったのだが、それをブチ壊したのも鈴木。
荒木が削られた後で大きくボールを蹴り出されたことに怒って相手選手と揉め、両者成敗でイエローを貰うと同時にチーム内の空気も悪くなった。普通に主審に抗議して、遅延行為をアピールするだけで良かっただろうに。
谷本涼主審の判定はどっちに対してもストレスの溜まるジャッジが多くて、向こうもイライラしていただろう。しかし、無駄なカードを貰わないところがウチとは違う。このところ大人しかったピトゥカが終章間際に立て続けにイエロー２枚を貰って退場。なにしてるんだよ。
開幕５試合で３つの退場。前２つは疑惑の余地ありだが、今回は紛れもなく自業自得。ピトゥカの献身性は認めるものの、なかなか勝利につながっていない・・。
土居もキャプテンマークを巻いて今季初スタメンだったが、これといって爪痕を残せず。途中交代の中村はミスもありつつだったが、効果的にパスを出していたのを見ていると、土居はどういう役割だったのか疑問。
これだったら最初から藤井と松村を両脇に並べて先制攻撃した方が良かったように思う。染野もまったく存在感なし。現状、鈴木、知念、藤井が体力マックスで揃っている時になんとかしないとどうにもならない感じ。
安西は積極的なオーバーラップが光ったし、守備強度も高くて良かった。掲示板ではこれでもまだ叩いている人がいて、単純に嫌いなだけだと思う。今日は多分、チームの中でも一番良かった。ゴールを奪われたシーンだけは何故飛んでわざわざコースを開けたか不思議だが。
荒木もあれだけスペースがあるとやりやすいのか、久々にいところを出せていた。受けてからの反転も速かったし、パスもいいところに出せていた。これがタイトな試合で出せるかどうかが問題。
岩政は選手を宥めるどころか自身の感情をコントロール出来ず。後半２５分、まだ空気が温まっていた時に得た中央付近のＦＫで、かつ相手が負傷で一人少ない場面。荒木がボールをセットして「今のうちに！」と蹴ろうとしたところで、主審に対してあれこれ文句をつけて時間稼ぎ。
味方の荒木が呆れて両手を上げていたが、そりゃそうなる。そのうちに相手選手が戻って１１人対１１人になってしまったが、フェアプレー精神なのか？ 文句を言ったところで結果は変わりはしないのだから、あそこは攻めるべき場面だろうに。
チーム全体としても最後は鈴木・ピトゥカの暴走で勝手に時計の針を進めて、相手からしたら有難いことこのうえない。二人の闘争心は買っているし頼りにもしているが、方向性を間違っていることも多々あるのでうまく勝利に向けて欲しい。昌子でも止められなかったのかな。
試合は１－２で終了し、またしてもマリノスに敗北。川崎にも屈辱の逆転負けだったし、結局こうなるのか。次は広島。ここでも勝てないと昨年と同じことになる。岩政はいつも「チームを作っている段階」と言っているが、何年も待てない。
次こそは勝ち点３を取るというタスクをしっかりと果たして欲しい。
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さっかりん
（以下、個人的まとめ）
【２０２３第５節 3/18(土)】(日産スタジアム14:03KickOff横浜ＦＭ/28,478人/雨)
【スコア】横浜ＦＭ ２－１ 鹿島 (前０－０ 後２－１) (S 10-9)
【主審】（主審）谷本涼、渡辺康太、唐紙学志、（ＶＡＲ）小屋幸栄、西山貴生
【得点】
(横)後11分 エウベル→松原 １右
(横)後17分 オウンゴール(常本)
(鹿)後23分 松村→鈴木 ２右
【警告】
(鹿)鈴木２(後25分)、安西１(後45分)、ピトゥカ(後45+6分、後45+7分)
(横)西村１(前30分)、渡辺１(後25分)
【退場】
(鹿)ピトゥカ(後45+7分)
【出場】
ＧＫ 早川
ＤＦ 常本 植田 昌子 安西
ＭＦ c土居 樋口 ディエゴピトゥカ
ＦＷ 鈴木 知念 藤井
【サブ】沖 関川 荒木 アルトゥール・カイキ 松村 中村 染野
【監督】岩政大樹
【MyMVP】-
【ＤＡＺＮ】０クルクル、最大０秒、フリーズ０回（サインアウト０回）
