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ザーゴのお気に入りが鹿島の全てではない [雑感]

内田が現役引退を決意した大部分は怪我のことだろうが、何割かはザーゴの起用法もあったんじゃないかなと思ったりもする。

とにかくお気に入りは疲労度、試合貢献度、パフォーマンス関係なくひたすら使い続けるブラック企業もかくやというワンマンなザーゴ采配からして、「あ、この先、オレの出番はないな」と悟ったのかもしれない。

その内田のラストマッチとなるホーム、ガンバ戦。ザーゴのことは何ひとつ信用出来ないが、逆にスタメンで抜擢とかとんでもないことをしでかしてくれるのだろうか。それはそれでちょっと無謀と言える。

「若手がスポンジのように吸収して育つ」みたいなマスコメ向きのコメントを放つわりには、出場時間も極めて限定されているし敗戦処理のような形でしか起用して貰えていない。

むしろ、高卒で入った初のクラブで教えられることが、なんちゃってポゼッションサッカーのザーゴ流というのは、彼らのサッカー人生にとっては大きなマイナスなのでは・・?と思わなくもない。

もっと個性を伸ばして貰ったり、将来の糧になりそうに攻撃のアイデアとか、堅実な守備の仕方とか、あとは基礎の基礎、トラップやパスの技術とか教えて貰えるような監督に出会えていたら、更なる飛躍を遂げられるのではないのか、というもやもやもある。

まあ、要は何が言いたいかというとザーゴ辞めてくれないかな。

ジーコが帰国してからは何か言われたのか、自ら悟ったのか若干メンバーをいじるようにはなったが、結局、ファンアラーノが戻って来たら元の停滞サッカーに逆戻りとか、どういう指導、練習をしているのだろうか。

オフィシャルでは佐々木が、いわてグルージャ盛岡に期限付き移籍することが発表された。

ザーゴの頭の中の左サイドバックは永戸が95パーセントくらいを占めていて、杉岡と山本で残り5パーセントを争っている状況。伸び盛りの時期に干されてるくらいなら、J3とはいえど試合に出られる方がいいに決まっているのでレンタルは賛成。帰って来るかは不明。

某有名サッカーマンガでは鹿島の扱いがリスペクトされて描かれているのだが、この鹿島のイメージというか「伝統」や「哲学」なんかは、身近な者からしたらとっくに消え去っていると感じている。

勝ちにこだわる姿勢とか、一瞬の隙を突いて得点して逃げ切るとか、セットプレーの強さとか、練習からバチバチやりあっているとか(これは観ていないのでやってるかもだが)、どこにもその片鱗すら感じ取れないが、対戦相手からするとまだそのイメージなのかな。解説者はそんな気がする。

どれだけ凡ミスを繰り返していても次の試合の出場権は安泰、結果が出なくても監督の言っていることを忠実に守るだけ、勝敗関係ないぜって感じで消化試合をやっていたら次もゲームに出られるでは、チームも強くならないし士気も上がらない。

とはいえチームスポーツなのだから監督の言うことに逆らうわけにもいかないので、誰が悪いかって言えばザーゴにこだわるフロントが悪いって話だと思うけども。

ここまで言われてムカつくなら、試合で結果を見せて欲しい。

町田のセルフジャッジでの失点からの敗戦とか、普通なら当分の間、レギュラーの座は遠のくくらいでないとおかしいのだが、そうはならないんだろうな。三竿もキャプテンならあの場面は「ハンド!」じゃなくて「クリア!」だけどな。

小笠原が現場に戻ってくれないと、本当の意味での鹿島の伝統は戻って来ないんじゃないかなと本心では思っている。

というわけでザーゴのお気に入りのスタメン。山田、広瀬、犬飼、町田、永戸、三竿、レオシルバ、ファンアラーノ、遠藤、エヴェラウド、土居。こうなるのかな。

キーパーはもしかしたらスンテに戻すかもしれないが、体調が戻ったのなら沖を使って欲しい。今年、無失点で終わったのは沖だけ。沖もこの絶好のチャンスで体調不良とか言ってる場合ではない。骨折しててでも出るくらいでないと。

一応、今のメンツでの希望スタメンは沖、広瀬、奈良、三竿、杉岡(永戸)、永木、白崎、遠藤、荒木、エヴェラウド、染野(上田)。この並びになることは絶対にないだろうけど。

またも泥沼に戻るような試合は見せて欲しくはないので、疲労がどうとか関係なく、勝ちにこだわった戦いを見せて欲しいと願っている。

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さっかりん



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