2019ACL準々決勝第1レグ、広州広大(アウェー)戦 [ACL]
まず最初にビビったのはオフィシャルが試合終了後に1-0での勝利となっていたこと。個人がやっているブログじゃないんだから有り得ない。88分にオウンゴールて。23:07分頃に見た時にはさすがに修正されていたが、どういう作業を行ったらああなる。
と、オフィシャルの大ボケは無視するとして、アウェーで0-0の引き分けは負けないという最低限の仕事はしたと言えるが、アウェーゴールを取れなかったのが痛い。第2レグの相手の1点の重みが大きくなった。
次を勝ち切るしかなくなったが、2年前から勝たないといけない試合を引き分けることが多いのでどれだけ成長しているか。リーグ戦でも「ここぞ」の試合を勝てていないので、腰の引けた試合よりも打ち合う覚悟で攻めて欲しい。
スタメンは内田を使わず永木もサブスタート。大岩の中で永木の評価がどうなっているのかわからないが、サイドバックから解放されたのは良かった。まあ、結局はサイドバックで交代出場だったが。
小泉は前節の反省を活かして無闇に飛び込まず、ボールだけを刈り取れていた。攻撃にも参加出来るようになってきている。交代は体力的に厳しくなってきたところだったので、いいタイミングだったかと。
スコアレスドローになったのは、クォンスンテが3つほどビッグセーブで救ってくれたおかげ。1対1でも止めてくれたし、枠を捉える鋭いシュートも止めた。FKで一人が転んで注意を引きつつ、もう一人が枠を抉って来るというトリックプレー(?)にも対応した。
守備全体としては粘り強く守れていたし、思っていたよりレオシルバが復調していた。フラフラと自由なポジション取りは相変わらずだが、要所で相手を抑えていたし、切り返しも決まって攻撃にも絡めていた。
ミドルは2本?打ったと思うがどちらも枠に飛ばず。打って行くのはアリだが、枠を脅かして欲しい。自分の形で打てていただけに惜しまれる。
鹿島のシュートは鋭く行って枠を外すか、ヒョロっとキーパーの前に転がるかのどっちかだったので、得点が入らなかったのは必然。白崎はいくつかあった決定機を決めて欲しかった。
全体で言えば攻撃に入った時のスピード感がなく、手数をかけ過ぎていたように思う。もっとシンプルに攻めてもいいのではと思うシーンが何回もあった。カウンターをシュートで終われずに逆カウンターになって危ない場面を作ってしまうなど、やり切る意識を持ちたい。
あとは主審が冷静に裁いてくれたこと。終了間際のパウリーニョ?がチョンスンヒョンともつれてPA付近で転んだ場面は、劇場型Jリーグ主審団なら「キタコレー!」とばかりに笛を吹いて一目散にペナルティスポットに駆け寄っていただろう。
他の接触プレーやオフサイド判定も安定していたし、このくらいのジャッジをしてくれれば納得もいく。
町田の左サイドバック起用も当たっていた。高さで負けなかったのがメリットだった。攻撃面では単調で鋭さもなかったが、決定的なクロスを上げられることもなく集中してやれていた。
セルジーニョは最初から頭にテーピングしての出場とか珍しかったが、悪い意味でメリハリがあったと言うか、ポストプレーでしっかりつないでくれたと思えば、凡ミスでボールを失ったりと不安定。白崎と共に疲れがあるように感じる。
伊藤は機能していたのかどうか・・。何回か裏を取ろうと動いていたように見えたが、味方がロングボールを蹴らないのでそのうちに走るのをやめてしまった感じ。ボールを引き出す動きも少なく物足りない。時々戻ってプレスをかける守備はやれていた。
ターンオーバーを考えずに全力で臨んだ試合を0-0で引き分け、若干苦しくなった感は否めないが、次に勝てば救われる。
日曜の清水戦、来週のルヴァンカップのアウェー、ホームと過密日程が続くが、疲労の少ない選手から使ってダイナミックな試合で勝っていって欲しいと思う。監督の采配に注目。
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さっかりん
(以下、個人的まとめ)
【2019ACL準々決勝第1レグ 8/28(水)】(広州天河体育中心体育場21:00[現地21:00]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】広州広大 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 11-14)
【主審】アブドゥルラフマン・アルジャシム(主審:カタール)、タレブ・アルマッリ、サウードアフメド・アルマカーレハ
【得点】
なし
【警告】
(鹿)チョンスンヒョン1(後18分)
(広)シュ・シン1(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小泉→72永木 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 セルジーニョ 白崎→90名古
FW 伊藤→66上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 小池 関川 名古 永木 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
と、オフィシャルの大ボケは無視するとして、アウェーで0-0の引き分けは負けないという最低限の仕事はしたと言えるが、アウェーゴールを取れなかったのが痛い。第2レグの相手の1点の重みが大きくなった。
次を勝ち切るしかなくなったが、2年前から勝たないといけない試合を引き分けることが多いのでどれだけ成長しているか。リーグ戦でも「ここぞ」の試合を勝てていないので、腰の引けた試合よりも打ち合う覚悟で攻めて欲しい。
スタメンは内田を使わず永木もサブスタート。大岩の中で永木の評価がどうなっているのかわからないが、サイドバックから解放されたのは良かった。まあ、結局はサイドバックで交代出場だったが。
小泉は前節の反省を活かして無闇に飛び込まず、ボールだけを刈り取れていた。攻撃にも参加出来るようになってきている。交代は体力的に厳しくなってきたところだったので、いいタイミングだったかと。
スコアレスドローになったのは、クォンスンテが3つほどビッグセーブで救ってくれたおかげ。1対1でも止めてくれたし、枠を捉える鋭いシュートも止めた。FKで一人が転んで注意を引きつつ、もう一人が枠を抉って来るというトリックプレー(?)にも対応した。
守備全体としては粘り強く守れていたし、思っていたよりレオシルバが復調していた。フラフラと自由なポジション取りは相変わらずだが、要所で相手を抑えていたし、切り返しも決まって攻撃にも絡めていた。
ミドルは2本?打ったと思うがどちらも枠に飛ばず。打って行くのはアリだが、枠を脅かして欲しい。自分の形で打てていただけに惜しまれる。
鹿島のシュートは鋭く行って枠を外すか、ヒョロっとキーパーの前に転がるかのどっちかだったので、得点が入らなかったのは必然。白崎はいくつかあった決定機を決めて欲しかった。
全体で言えば攻撃に入った時のスピード感がなく、手数をかけ過ぎていたように思う。もっとシンプルに攻めてもいいのではと思うシーンが何回もあった。カウンターをシュートで終われずに逆カウンターになって危ない場面を作ってしまうなど、やり切る意識を持ちたい。
あとは主審が冷静に裁いてくれたこと。終了間際のパウリーニョ?がチョンスンヒョンともつれてPA付近で転んだ場面は、劇場型Jリーグ主審団なら「キタコレー!」とばかりに笛を吹いて一目散にペナルティスポットに駆け寄っていただろう。
他の接触プレーやオフサイド判定も安定していたし、このくらいのジャッジをしてくれれば納得もいく。
町田の左サイドバック起用も当たっていた。高さで負けなかったのがメリットだった。攻撃面では単調で鋭さもなかったが、決定的なクロスを上げられることもなく集中してやれていた。
セルジーニョは最初から頭にテーピングしての出場とか珍しかったが、悪い意味でメリハリがあったと言うか、ポストプレーでしっかりつないでくれたと思えば、凡ミスでボールを失ったりと不安定。白崎と共に疲れがあるように感じる。
伊藤は機能していたのかどうか・・。何回か裏を取ろうと動いていたように見えたが、味方がロングボールを蹴らないのでそのうちに走るのをやめてしまった感じ。ボールを引き出す動きも少なく物足りない。時々戻ってプレスをかける守備はやれていた。
ターンオーバーを考えずに全力で臨んだ試合を0-0で引き分け、若干苦しくなった感は否めないが、次に勝てば救われる。
日曜の清水戦、来週のルヴァンカップのアウェー、ホームと過密日程が続くが、疲労の少ない選手から使ってダイナミックな試合で勝っていって欲しいと思う。監督の采配に注目。
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(以下、個人的まとめ)
【2019ACL準々決勝第1レグ 8/28(水)】(広州天河体育中心体育場21:00[現地21:00]KickOff鹿島/人/晴)
【スコア】広州広大 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 11-14)
【主審】アブドゥルラフマン・アルジャシム(主審:カタール)、タレブ・アルマッリ、サウードアフメド・アルマカーレハ
【得点】
なし
【警告】
(鹿)チョンスンヒョン1(後18分)
(広)シュ・シン1(後29分)
【出場】
GK クォンスンテ
DF 小泉→72永木 チョンスンヒョン 犬飼 町田
MF レオシルバ 三竿 セルジーニョ 白崎→90名古
FW 伊藤→66上田 土居
【サブ】曽ヶ端 内田 小池 関川 名古 永木 上田
【監督】大岩剛
【MyMVP】-
2019-08-28 23:41