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アジアカップ2019準々決勝、ベトナム戦 [日本代表]

サウジアラビア戦の最終ポゼッションはなんと23.7%だったそうでびっくり。多分、自分が今まで観てきたなかで一番低い数字なんじゃないだろうか。

一転、ベトナム戦では68%。相手によって戦い分けられていると言えばその通りで、しかも全部勝っているのだから凄いことだが、内容的にはどれも辛勝で、PKとかそんなんばっかりだが。

幻の先制点となった吉田のゴールはVARでハンドと判定されて取り消されたが、入った瞬間から怪しいなと思っていたので仕方ない。

逆に堂安が倒されたプレーが遡って審議されてPKになった場面は、守る側にしてみれば厳しい判定。あれだと強引に突破してくるタイプだと勝手にコケられてもPKになってしまう可能性がある。

だいたい混戦になったら足にはかかるし、なんとかいマールやなんとかアーノなんとかウドならコロコロやってくるんじゃないだろうか。Jリーグだとコロコキさんとかコロやばしとか。鈴木もあんまりあれはやって欲しくない。

ベトナム側が取り消された方の場面では誰も文句言ってなかったのに対し、PKの方は日本側はあまり抗議していなかった。それぞれ結果が逆になるから皮肉なもの。

堂安が自らPKを蹴ってようやく得点。ちなみにこのPKのシーン、相手のゴールキーパーは蹴る直前くらいに結構、前に飛び出して来ていたが、あれ止められた場合キーパーの反則で蹴り直しになっただろうか。

結局この1点だけで終了。1-0での勝利で準決勝にコマを進めたが内容はさっぱりで、大迫が入って以降しか攻め手がなかった。

南野はまったくシュートが決まらないし、組み立ての時も余裕がなさ過ぎて攻め急いでミスしたりと、自分の目にはいいところよりも悪いところの方が際立っている。ポジション的に乾と比べてどうかと言われれば、乾でもいいんじゃない?とも思う。

原口はシュートチャンスで切り返して詰められていたのが残念。原口だったらあそこからでも仕掛けていくべき。VARがあるならば特に相手は守りづらいはず(倒れろとは言ってないのでオマーン戦のようなのは微妙)。後ろから倒されたのはPKでもおかしくなかったが、さすがに2本もPKはよほどはっきりしたものでないとくれない。

柴崎のプレースキックは速さが出て精度も高く、鹿島時代に比べると雲泥の差で良くなった。ポジショニングもばっちりで、運動量も最後までもっていた。コンディションは上がってきた様子。

青山の離脱で最後まで遠藤と二人でいくのか、塩谷でフォローを入れるか。次に余裕があればどっちか休ませたい。

あと、最終ラインは苦しいのはわかるが、安易にバックパスに逃げないで欲しい。何回か危ない場面があったし、強豪国だと見逃してはくれない。吉田は毎回一度は決定的なピンチを自己プロデュースしているが、狙われているのもわかっているはずなのにどうにかならないものか。

大迫は怪我を悪化させて欲しくなかったし温存して欲しい部分もあったが、試合勘がなくなるのもあって時間を限定して使ったのだろう。大迫がトップになってからは攻撃も安定し、堂安が動き易そうにしていた。

北川はゴール前の混戦になった時には強いが、組み立てがうまいかと言われればそうでもないし、ワントップには向かない気がしている。シャドーストライカータイプと見ていて、こぼれ球が出るような形でないと活きないのではないだろうか。

それと松木さんが再三、ドリブルで仕掛けろと言っていたが同感で、アジアカップでずっと思っている。堂安、南野、原口と全員が仕掛けるタイプなのにパスを選択して合わないとか。

柴崎も縦1本の意識が強いし、監督の意向のような気もするが、まあ勝っているから監督の采配としては正解なのだろうが、流れのなかから得点出来ていないし、観ているぶんにはつまらないサッカーが続いている。

優勝するかしないかで評価は随分差が出る戦いをしているなと思う。

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さっかりん



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