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3位以内を巡る戦いと残留争い [雑感]

33節終わった時点での上の順位は、

2位広島 勝ち点56、得失点差12、総得点45
3位鹿島 勝ち点55、得失点差11、総得点50
4位札幌 勝ち点54、得失点差0、総得点46

となっていて、最終節、鹿島はホームで鳥栖、札幌がホームで広島と当たる。リーグの順位決定は勝ち点→得失点差→総得点→当該チームの対戦成績→反則ポイント→抽選。

まず他会場の結果から見てみれば、

(広島が勝った場合)は鹿島は広島を上回れず、かつ札幌にも逆転されないので鹿島の結果にかかわらず順位がこのまま確定。

(広島が引き分けた場合)は札幌は鹿島と勝ち点で並んでも、得失点差で11の差があるので鹿島が12点差負けという歴史的大敗でもしない限り抜かれることなく、鹿島の3位以上が確定。鹿島は負け、引き分けで3位、勝ったら広島を抜いて2位となる。

(広島が負けた場合)はその時点での順位が札幌が一番上になる。その条件で鹿島は負けると4位、勝てば2位、引き分けた場合は広島と勝ち点が並んで得失点差の勝負になるが、総得点が鹿島の方が5つ多いので、鹿島が0-0のうえなおかつ広島は5点以上取って1点差以内負けという審判の作為がないと出せないような結果でないとダメなので、実質鹿島の3位となる。

ざっくりまとめると他力で考えるなら、広島が引き分け以上だと鹿島の3位以上が確定するが逆転のチャンスも減るので、引き分けてくれるのが一番都合がいい。

鹿島目線なら、引き分けだと他会場がどっちに転んでも3位になる公算が高く、ACL圏内の3位を目指すというのであれば、時間帯によっては引き分けもやむなし、となる。

今は他会場の推移をベンチが知ることも可能なのか(?)知らないが、まあ、他会場の様子を見ながらの采配はしないだろうし、無難なところでまずは引き分け以上を目指すということになるのだろうか。

ただ、今の広島の失速ぶりだとあっさり札幌に負ける可能性も高く、鹿島は油断して負けてしまうと4位転落もあり得るので、勝って終われるのが一番いい。

なんだ、結局、勝つだけか。

一方、残留争いは長崎に続いて柏が自動降格確定。J1参入プレーオフという名のただの入れ替え戦に回る16位を避けるための戦いは、

16位 名古屋 勝ち点40、得失点差ー7、総得点50
15位 鳥栖 勝ち点40、得失点差ー5、総得点29
14位 湘南 勝ち点40、得失点差ー5、総得点36
13位 磐田 勝ち点41、得失点差ー12、総得点34
12位 マリノス 勝ち点41、得失点差+1、総得点55

11位 神戸 勝ち点42、得失点差ー8、総得点42

となっていて、数字上は神戸も圏内なのだが、名古屋と湘南が対戦するため、どっちかが必ず勝ち点42を上回れないということで残留確定。ややこしい戦いになっている。

名古屋と湘南はお互い勝てば文句なしの残留。

鳥栖がアウェーで鹿島、磐田がアウェーで川崎、マリノスがホームでセレッソとそれぞれ対戦。マリノスは得失点差でプラスなぶん、名古屋と湘南が大差で決着するか、自身が大敗しない限り残留出来そう。もっとも、自分の応援するクラブがこの状況だったらわかっていても気が気ではないが。

優勝しても手を抜かなかった川崎が相手の磐田はややピンチとも言えるが、鳥栖の対戦相手が鹿島。邪魔ばかりする名波に手助けしたくはないが負けるわけにはいかないので、勝てば鳥栖の勝ち点を削って磐田は逃げ切り。引き分けなら自力か名古屋か湘南に期待というところ。

最後は名古屋と湘南の負けた方が降格という感じになるかな。仲良く引き分けて鳥栖や磐田が負けるのを待つってわけにもいかないだろうし、どっちも勝利を目指した白熱した戦いになるだろう。というか名古屋は中断明けの無敵状態はいったいなんだったんだろうな。

鹿島は出来れば3位以内を確定させておきたかったが、ドン底から這いあがって今の位置にいるのは凄いこと。条件も割と整ったし、これをうまく活かしたい。

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