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2011鹿島ベテラン選手評価 [評価]

2011年ベテラン選手の評価です。さくさく進めていきましょう。

(他にも色々と書くことが浮上してきましたが、とりあえず時間がないので書いてあったこちらから先にアップします)

【小笠原】31試合、1得点、2アシスト、カード2。

震災関連でフィジカルが整わなかった。キャプテンシーは今も健在だが、体がついてこない。チームを救うには至らなかった。世代交代の波が近づいている。

【曽ヶ端】34試合(フル)、40失点(GK)、カード1。

全試合全時間フル出場し、小笠原の欠場時にはキャプテンを務めるなどチームを引っ張る。安定した力を発揮していたが、CBラインが固定されないなかでは難しいものがあったのは確か。持てる力は出した。

【新井場】23試合、1得点、カード4。

西、アレックスにポジションを奪われつつあるなか、出場した試合ではベテランらしい味を出す。終盤では初めて入るCBをソツなくこなす。しかし、1年を通してアシストゼロはキツい。体力の衰えも見える。

【野沢】34試合、6得点、12アシスト、カード4。

鹿島で唯一、優秀選手に選ばれる。6得点、12アシストは充分とも言えるが、野沢のポテンシャルを考えるともう少し得点が欲しかった。ただ、FW、2列目に強力な選手が不在だったシワ寄せがダイレクトに響く形となって自由にはやれなかったのもある。90分動ける力がついたのは成長の証。

【本山】13試合、2アシスト、カード1。

フィジカルの問題でなかなか出場出来なかったが、出た試合ではセンスを発揮する。もっと出られたらチームも助かったのだが。

【中田】26試合、2得点、カード2。

数々の経験をチームに還元し、DFラインを支える。手薄になったCBを、そう感じさせないくらいの活躍を見せた。しかし、年齢的にフル出場出来るほどのフィジカルはなく、そこが弱点となった。


世代交代の波を確実に感じる一年でした。特に小笠原に衰えが見えたのが寂しい。ゲームを決められる本山の欠場も響いた。

逆にベテラン勢で活躍したのは全試合フル出場の曽ヶ端、CBに入った中田。特に中田がいなければDFラインは崩壊していたかもしれない。

新井場も左右のサイドバック、CBまでこなしてチームの穴を埋めたが、本職のサイドバックではやはり衰えを感じずにはいられない。

野沢は昔に比べて走れるようになり、ムラもマシになった。しかし、1枚ではなかなか思うようにいかない。来季は周りのフォローがあればもっとやれるはず。冷静に判断すると、来季も現役バリバリでやっていけるのは曽ヶ端と野沢くらいでしょうか。

とはいえ若い力だけで1年を戦い抜けるほど甘くはない。来季もベテランの力を借りつつ、若手は先輩方のワザを盗んで次世代の柱となって貰いたい。


・・と、ここまでが投稿予定だった記事。ところが今朝の報知新聞を読んでいると、野沢と田代の神戸移籍が濃厚だとか。真相はわからないが、本当だとすれば残念という言葉だけでは済まない。また別記事にまとめます。

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